
しがないサラリーマンのAndyが行っている太陽光発電事業。
世間のイメージとしては
「なんか知らんけど儲けられるらしいで?」とか
「家の屋根に設置したら電気代お得になるんでしょ?」
といったイメージだと思います。
電気はプラス→マイナスへ流れますが、その電気からどうやってお金が生まれ、どう流れて行くのか?
ここを知ると太陽光発電へのイメージが変わると思います。
儲かる根拠はFIT法
FITとは「Feed In Triff」の略で、正式名称は「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」が根拠となり、太陽光発電で儲ける仕組みが構築されています。
リンク→ 資源エネルギー庁公式サイト
そうなんです。MOTO-ACE-SOLARの場合、太陽光パネルで発電した電力は、1Kwあたり14円で国が買いとってくれるんです。
つまりANDYは太陽光パネルで発電した電力を国に売っている事になります。
発電所建設に掛かった費用よりも、電気を売った金額の方が高ければ儲かる。 逆に売った金額の方が低ければ赤字。
お金の流れは至ってシンプルです。
電力の買取価格は毎年変動
太陽光発電所を建設する土地を国へ申請し、許可を得た年度で価格が決まります。
例えば平成18年に許可が下りた場合、売電価格は18円/1Kwhとなります。 これは発電所が建設された時期とは関係ないので、20年度に建設を完了し売電を開始すると、20年後の2040年まで18円/1Kwh で売る事ができる制度(法律)です。
ここで注目すべきポイントは、発電所の規模によって売電価格が違うこと。
- 10Kw未満・・主に家庭の屋根用 売電期間10年
- 10~50kw・・低圧太陽光発電所 売電期間20年
- 50kw以上・・高圧太陽光発電所 売電期間20年
住宅用は屋根に設置する太陽光パネル費用を10年間で回収できるような価格設定になっています。
10kw超の発電所は完全な投資目的なので売電価格は住宅に比べ安いですが、期間が倍の20年間となっています。
売電価格が毎年下落していると・・・

つまり儲からんって事じゃんよ!?
と感じると思います。 実際その通りで1Kwh発電しても単価が安ければ収入も低くなります。
でも利回りはほとんど変化なく凡そ10%程度を維持しています。 どゆこと・・??
そうなんです。 結局投資なので、売上(売電)が減っても初期投資(建設・取得費用)も同時に下がれば利回りは変わりません。
項目 | ケース1 | ケース2 |
発電所取得費用 (建設費用) |
2000万円 | 1800万円 |
売上 (売電収入) |
200万円 | 180万円 |
利回り | 10% (200÷2000×100) |
10% (180÷1800×100) |
売電価格が下がっても、取得費用も的に安くなれば利回りに変化がない事がわかります。
かつでは大手国産メーカーの東芝や京セラ、シャープなど名だたるメーカーが太陽光パネルの技術をもっていました。
しかし中国が物凄い勢いで追い上げ、日本メーカーが太刀打ちできないほど低価格で高性能なパネルを世界中にデリバリーした事で価格が崩壊。
住宅用でない、野立て発電所に使われるメーカーは現在ほぼ100%中国製となっていましました。
もちろん技術力が高いのは間違いありませんが、材料調達の時点で圧倒的に高い価格で掴まされる契約だったとい言うことです。
太陽光パネルはもちろん、取付部材も含めオール中国製で揃える事で低価格で高利回りを実現できるというわけ。
太陽光発電事業への投資が儲かるかどうかはこの2点がキモ!
- 適正な価格で発電所を取得すること
- ちゃんと日が当たること
すべてはこのたった2点に尽きます。 しかし実際問題「適正な価格」というのはめっちゃムズイ! 当たり前ですが発電所の販売業者も営利目的なので高く売りたい。
こっちは安く買いたい。 まぁ当たり前ですよ。
そして販売業者はプロ。 こっちは勉強しはじめたばかりのシロート。
どうなるかは火を見るよりも明らかですよねww
こっちがシロートから脱却してプロにならなければなりません。 シロートのままでは適正な値段よりも高い値段で契約する事になってしまいます。
しかもその事に気づくのは契約後・・・!(^^)!
そうならないよう、このブログが皆さまの役に立てれば幸いです♪