
発電所に設置するパワコン(パワーコンディショナ)の待機電力として、中部電力から電気をもらわなければなりません。
「え? 発電するのに電気必用なのっ?」って自分も最初は思いました。
が、パワコンの待機電力の為に発電できない夜間は電力を受ける事が必須なんです。
すると今度は・・・ 電気料金を支払う契約の仕方で大きく変わってきます。
何も言わなければ「定額電灯」契約になりますが、この場合月々の平均は1000~1500円。
対して「従量電灯」契約では月々200~300円程度。
この差が20年240回積もると・・1000円×240月=240000!
しかも3つの発電所があるので24万×3=72マンエン!!
早速変更しました。
従量電灯工事契約書
税込総額63,360円でした。
工事内容としてはブレーカーとコンセントの増設のみなので正直35000円前後だろうと思っていましたが、間に商社が1社入るので致し方なしの金額かなと・・・
参考にさせて頂いているブログでは工事費45,000と書かれていました↓
直で施工業者さんにお願いすれば2万円は確実に浮きますが、現在工事中の現場によそ者がズケズケと入っていくのもお互い精神衛生上良くないかなと。
最終的には高いと感じているもののギリギリ許容と判断します。
従量電灯に変更する費用削減効果
自分の場合はこれから契約するので、定額電灯で契約した実績はありません。
しかし様々なブログから情報収集した結果、下記のような削減が見込めます。
項 目 | 定額電灯契約 | 従量電灯A契約 |
電力使用量 | 0Kwh | 0Kwh |
電気料金 | 約2,100円 | 約200円 |
年間電気料金(✕12) | 25,200円 | 2400円 |
20年間電気料金(✕240) | 504,000円 | 48,000円 |
20年間で約45万円のコスト削減。 それが3ヶ所の発電所になると135万円も違います。
実際の待機電力はほぼゼロなので、月額2100円がいかにボッたくりであるかが分かります。
従量と定額の違い
従量電灯A
使用した電気の他に最低料金(基本料金的なもの)を支払う必要があります。 太陽光発電の場合、パワコンの待機電力はほとんどゼロに近いので実際電気製品をコンセントに挿して使わない限り、最低料金のまま推移します。
つまり258円/月です。
更に銀行振替にすると50円値引きが入るので月200円!
定額電灯
まず需要家料金が55円/月掛かります。
次にパワコン1台が小型機器1台に該当するので、234円 ✕ 9台 = 2,106円
55円+2,106円 = 2,161円が月々の料金となります。
ブレーカーとコンセント設置完了
5Aのブレーカー、5Aの漏電ブレーカー、コンセント設置でOK!
このコンセントの電気はソーラーパネルではなく、中電から引っ張ってきている電気です。 マキタの充電器くらいは使いみちあるかな?
従量電灯A変更まとめ
工事費用をしっかりと抑えて、早ければ早いほど損する期間を短縮できます。 ここは確実にやっておきたいところですね。
発電所の電気契約を従量電灯Aへ切り替えたブログリンク集↓↓
連携後に契約を変更するにはコンセントの増設がMUSTのようです。
自分の場合はコンセントとブレーカーを装備すればOKとの事で、特に負荷容量とかの話にはなっておりません。 途中で定額→従量へと契約変更する場合は不可容量とかその辺の確認が必須なのかな・・?